子どもとらっきょうを酢漬けした話。
こんにちは、主婦のベータです。
娘のシータ(3才)は手仕事が好きで、私をオーバーラップしてやりたがる節がある。
今回は、そんなシータと一緒にらっきょうの酢漬けを作った時の話。
「カレーの供がらっきょうじゃない、
らっきょうの供がカレーなんだ!!」
(なんの話)
もくじ
・用意したもの
・作業開始
・子どもの反応と感想
【用意したもの】
・皮付きらっきょう2kg
・保存瓶
・大きめのボール
(A)米酢・・・1100ml
(A)みりん・・・180ml
(A)塩・・・180g
(A)砂糖・・・660g
(A)鷹の爪・・・6本
※材料は好みで調整してOK
※我が家は砂糖ではなくてんさい糖で作った。こちらも好みでどうぞ。
【作業開始】
まだらっきょうを食べられないシータも張り切ってスタート!
①らっきょうを洗う。
右手首の虫刺されが愛くるしい。
なかなか大きめのボールじゃないと、らっきょうがシンクにポロリするから気をつけるべし!
後にもう一度しっかり洗うので、ここでは神経質に洗う必要はない。
大まかな汚れが取れればOK!
子どもがやる場合には、らっきょうを両手でわしゃわしゃして洗ってもらい、流すときには親もボールを一緒に持って汚れた水を流す。
先程らっきょうポロリには気をつける必要があると言ったが、仮にポロリしてしまったとしても絶対に怒っちゃダメ。
その後の作業の進み具合にとんでもない影響を与えるからだ。
子どもが「もうやりたくない!」モードに入ると、らっきょうも子どももどうにかしなければならないので想像するだけでゾッとする。
ということで、ポロリしちゃってもニコリと笑顔でやり過ごそう!
②薄皮を取る
あからさまに薄皮!というものもあれば、中にはどこまでが薄皮なのか?というものもいる。
そんな時私の場合、「この皮、食べたい?」と自問自答して剥くか剥かないかを決める。
(内容が薄皮)
「この皮、食べない」と思って剥いても、やっぱ剥かない方が良かったなと思うやつも出てくるが、気にせずどんどん進めよう。
親としても何故キャミソールなのか疑問だけれど、気にせずどんどん進めよう。
皮を剥く際に流水でやるのも良しだけど、水がもったいないので小さめのボールに水を入れてその中で剥いたり、剥いて手についた皮をその水で洗ったりしてやるのも良いと思う。
剥き終わったら、もう一度水で洗う。
この時は一つ一つのらっきょうをキュッキュと優しめに、汚れがあればしっかり落とす。
洗い終わり!
この②の作業が一番時間が掛かる作業なので、ここで一度休憩を挟んだ。
シータも飽きたらしく、どこで登場するかと思っていた「もうママやっていいよ」がここで登場した。
妥当すぎるタイミング。
③水気を取る
水気を、取ってください。
(飽きてる)
④根と芽を切る。
根の方はギリギリを切る。
芽の方は、自分に「どこまで、食べたい?」と自問自答してお好みのところで切る。
(しつこい)
私は割と長めに残して芽の方は少し切る程度にした。
エシャレットも谷中生姜も同様、果たしてどこまで食べられるか知らないけれど、果てしなくどこまでも食べちゃいたいタイプだ。
(果てしなくくだらない)
整ったらっきょうたち。
サウナイキタイ。
⑤らっきょう酢を作る
「用意したもの」に記載されている(A)の材料を全て混ぜる。
何これ大丈夫?なんか少し泡だってるし色怖いな…
これがある程度混ぜた段階での私の感想。
でも大丈夫。泡立っても気にしないで続けましょう。頑張ってる証拠。(適当)
塩や砂糖が溶けるまで混ぜ混ぜ。塩や砂糖は完璧には混ざりきらないけれど、出来る限り溶かす努力をする。
子どもが混ぜる場合にはこぼれないようにゆっくりと、最後は親が仕上げでしっかりと。
因みにこぼれるとお酢臭くてたまらないと思うので、量が多くて大変だけど、なるべく気をつけて混ぜよう!
⑥全てを瓶の中へ
入れる前に、瓶は熱湯かアルコールか好みの方法で消毒して水気を切っておく。
らっきょうを入れて鷹の爪を入れたら、作ったらっきょう酢を注ぐ。
量が足りないかな?と思う場合にはらっきょう酢を作り足しても良い。
⑦完成!
これで全ての作業は終了。
らっきょう酢の色が茶色いのは、もしかしたら砂糖ではなくてんさい糖を使ったせいかもしれない。
浅漬けではあるけれど、3日後くらいから食べられる。
なるべく満遍なく上の方にあるらっきょうも浸かるように、たまに上下ひっくり返したりすると良い。
食べる時も、下の方から取って食べた方がよく浸かっていそうな気がする。
【子どもの反応と感想】
お気付きかと思うが、途中からシータが登場していない。そう、確か行程の②辺りから…
「もうママやっていいよ」
この言葉をきっかけに、他のもので遊んだり、たまにやりたい部分だけ参加したりといった感じだった。
完成した時には、
「シータが作った!アルファ(父)に教えてあげよう!」
と手柄を全てかっさらっていったシータ。
逞しく育っている…!!
まだシータのお口にらっきょうは合わなそうだけれど、食べる食べないというよりは、手仕事を一緒にやれたことや達成感で嬉しそうだった。
自分に仕事を任され、そして頑張れたということが自信に繋がったようで私としても嬉しかった。
そもそもらっきょう自体をよく知らなかったシータが、今回自分で一から作業したことで、らっきょうとはどんな物なのか、どうやって酢漬けになるのかを知ることができたのも良かったことの一つだ。
自分の手で触ったり匂いを嗅いだり、はじめての作業にチャレンジしてみたり、らっきょうがどうこうだけでなく、成長に繋がる何かがあったと思うので一緒にやって良かったと思った。
子どもでも出来る簡単な作業ばかりなので、らっきょうや井手らっきょうが好きな方は、ぜひ子どもと一緒にお試しあれ!