子育て主婦Bのボヤキ

3歳娘にビシバシ育てられ中。

「幼稚園に行きたくない!」から、少し前向きに行けるようになった我が家の話。

 

こんにちは、主婦のベータです。

 

今回は娘のシータ3才(幼稚園年少)が幼稚園入学当初の「幼稚園行きたくない!」から、「嫌だけど行く!」に変わった経緯について。

 

入学してから2ヶ月の6月現在、決して進んで行きたいわけじゃないけど行ったら結構楽しいし頑張って行こうかな!

となるまでに私が試した方法をご紹介。

 

もくじ

・幼稚園に行きたくない理由

・試した方法

・現在(入学から約2ヶ月後)の様子

・まとめ

 

【幼稚園に行きたくない理由】

4月に正式に幼稚園へ入学したシータ。

誕生日が10月なので、約3才半での入学。

 

入学式の日が金曜日だったので、土日を挟み月曜日から幼稚園生活がスタート。

あらかじめ幼稚園に通うことについて説明していたこともあってか、初日は「なんとなく行きたくないけどとりあえず行くか!」という、特に嫌がる感じもなく一緒にお話をしながら登園。

 

しかし、早くも翌日から幼稚園に対してとんでもなく拒否反応を示すようになった。

 

理由としては、

・ママと離れたくない。今までずっといたのにどうして離れなければならないのか…

・人がたくさんいて圧倒されている

・知らない人だらけで嫌

主にこの3つ。

特に一番大きな理由は「ママと離れたくない」ということ。

幼稚園でする活動(歌ったり踊ったり工作をしたりなどなど…)自体はシータの好きなことなので、慣れてしまえばきっと、趣味のお教室に通うマダムたちのごとくとっても楽しめるのに…!と思う。

 

「前までママとずっと一緒だったのになぁ…」

と言いながら大粒の涙を流すシータ。

 

「ママと離れるのが嫌なんだよ」

「ママのこと思い出しちゃう」

 

とのことで、毎日毎日…いや毎時間毎時間…いやいや毎分毎分…何かの話、行動が終わるたびに「幼稚園やだな」と言う日々がしばらく続いた。

 

他の話をしようとしたり、気を紛らわそうと遊んだりしても、とにかく「幼稚園やだな」でしか返ってこない謎のラリー。

でも本当に嫌なんだなというのが伝わってきて、ママと離れたくない一心なシータにこちらも胸が痛くなる毎日だった。

 

【効果的だった方法】

幼稚園を嫌がるシータに、少しでも幼稚園に慣れてくれたらいいなと思い、私なりに色々な方法を試してみた。

 

その中で一番効果のあった方法を紹介したいと思う。

その方法は…

 

「私も一緒に幼稚園を嫌がる!」

これです!(満を持すな)

 

言い方を換えると、シータの「幼稚園がいや」という気持ちに共感し、受け止めるということ。

 

どんなに説得されても行きたくないものは行きたくないし、嫌なものは嫌。

大人だってそうだよな…と思う。

 

なのでまずは、「幼稚園いや、行きたくない!」と言われたら、「そうだよね、分かるよ、ママもいや!」と返答することにした。

 

時折シータをオーバーラップして

「あぁーー幼稚園やだやだやだやだやだ!!ああぁーいやだ、いやだぁぁー!」とぶっ壊れてみたりもした。

(良い母はマネしないでね!)

 

そうすると3才のシータが

「ママ、ちょっと待って、落ち着いて、ママ!なんか大袈裟じゃない…?」とドン引き。

(でしょうね。)

 

なので、

「え?あ、ごめん、大袈裟だよね、幼稚園別にそこまで行きたくないわけじゃないか!ごめん。」と正気に戻って言ってみると、

 

シータも、

「うんうん、そうそう、ママ大袈裟だよね、ハハッ」と笑っていた。

(というかたぶん笑うしかなかった)

 

そんなこんなで、一緒に幼稚園いやだよね。という話しを他のことで誤魔化さずに、シータの満足いくまで話した。

 

逆にその話ばかりしていると、「遊ぶ時間がなくなっちゃうから遊ぼう」と言って、シータから幼稚園の話を切り上げて違うことに取り組むようになった。

 

とは言っても幼稚園に行く朝には、やっぱり行きたくないと行き渋るシータ。

「幼稚園やだな〜」とあまりに連呼するので、「幼稚園やだなの歌♩」を一緒に作った。

 

「幼稚園やーだな、幼稚園やーだな、やーだーなーあッ♩」

音声付きでご紹介出来ないのが非常に心苦しいけれど、旦那曰く連続で聞いてると頭がおかしくなりそうらしいので、皆様には聞かせることが出来なくて逆に良かったのかもしれない。

 

「ママ幼稚園やだなの歌、歌おう?」と言われるので、とてつもない負の歌を歌いながら登園することに。

でも、それで心が落ち着くならいいじゃないか。きっと思っていることを言葉にして出すことで、少し気持ちが楽になっているのかもしれない。

そう思って、私は負の歌を歌い続けた。

(ホラー)

 

 

そんな日々を送っていたある日、気がついたら少しずつ「幼稚園やだなの歌」を歌わなくても登園できるようになっていった。

 

【現在(入学から約2ヶ月後)の様子】

自分から進んで幼稚園に行きたい!と言う日はまだ来ていない。

たぶん、できれば行きたくない。「嫌だけど行く!」という状態だ。

 

なので、連休明けや病気をして休んだ後などは特に、まだまだ「幼稚園行きたくない」が発動することも多々ある。

でも、行って帰ってきたら楽しかったと話したり、友達の名前が出てきたり…

一度だけ「幼稚園やだな」と一言も言わずに登園した日もあった。

 

やはり入学したての時よりは幼稚園に対して少し前向きになったんだなぁと感じた。

少なくとも怖いところではないこと、必ずお迎えに来るというのとは理解したようなので、それだけでも大きな進歩!

 

すぐにケロッと行ってきます!と言えなくても、少しずつ慣れていく姿が見える毎日なので、3歩進んで2歩下がるくらいのペースで気長にやっていけたらいいのかなと思う。

 

【まとめ】

子どもが幼稚園に行きたくない理由を聞いてみる。

我が家の場合は主に「ママと離れたくない」が理由だった。

ママと離れたくないのは3才の子どもなら当然あっても不思議ではない理由。

子どもに共感し、しっかりと気持ちを受け止めてあげる。その上で一緒に悩み考える。

私の場合は「幼稚園やだな♩」の歌を作って歌ったり、子どもをオーバーラップして幼稚園を嫌がったり、とにかく「その気持ちわかるよ!」ということを子どもに伝えた。

(もちろん子どもは一度ドン引きします)

 

とにかく、気持ちを受け止めていることが伝われば方法は色々だと思う。

すぐに効果があるかは分からないので、試行錯誤してやってみる。

 

我が家は入学から2ヶ月くらいで、少しずつ幼稚園に前向きになってきた様子。

でも、子ども一人一人の個性によって効果があったりなかったりすると思う。スピードもきっとまちまちだ。

なので、周りの子どもに関係なく、自分の子どもの個性に合わせて色々な方法を試していくのが良いのかなと思う。

 

ちょうど少しずつ慣れてきた6月だけれど、これから夏休みがやってくる。

約1ヶ月の連休が明けた時には一体どうなっているのか…!?

もしかしたらまた4月のように嫌がってしまうかもしれないし、逆に間を空けたことと成長によって、行きやすくなっているかもしれない。

当然、その時になってみないと分からない。

 

親としては少し気が重たい部分でもあるが、子どもの人生として大きく見れば、3才の今の時期に少し幼稚園に行けなかったり行き渋ったりしていることなんて、ほんの一瞬のこと。

 

お気付きかと思うけれど、これはもはや私自身に言い聞かせていること!

 

日常になるとついつい余裕を持った考えを忘れてしまいがちだけれど、なるべく長い目をもって子どもの気持ちに寄り添いながらやっていきたいと思う。